春は肝が盛んになります

 春の陽気が満ちてくると草花は芽吹き、地中からは様々な虫たちが顔を出します。春は生き物たちの命が生き生きと育まれる生命力溢れる季節です。それは人間にとっても同じことで、春になるとヤル気をもたらす陽の気(下から上に、外部に向かう気)が高まりエネルギーに満ち溢れてきます。漢方では、この気がうまく発散されないと、気が上昇して鬱滞し、上半身に異常が現れやすくなると考えます。春の眩暈のぼせ、気持ちの昂りによる不眠などが現れるのはこのためです。

 また、春は五臓のうちの機能が盛んになる季節です。肝気の働きが異常に高まると肝に貯蔵されるべき血が収まらず、この血と肝気が上衝して鬱滞し、鼻炎・目の充血・のぼせ・めまい・頭痛・血圧上昇などの症状が現れます。そのため盛んな肝気を鬱滞させずに解消することは、この時期にとても大切です。日常生活の中では、友人と食事に行ったり、気分転換に出掛けて気を発散すると良いでしょう!

【肝の機能】

①気と血をスムーズに滞りなく全身に巡らせ(疏泄)、精神や情緒の活動を調整する

②血を貯蔵して必要な場所に分配する(蔵血)

肝の機能が失調した時の症状】

①が失調→怒りやすい、抑うつ感、筋肉の張りや痛み、痙攣

②が失調→爪が脆くなる、目が疲れる、筋肉の痙攣

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